実写系の素材では高精細を求めなければエンコード速度も早くて使いやすいですし、チャプターを打つのも素材の編集時に出力するようにしておけばカンタンです。ちなみに素材の編集はTMPGEnc MPEG Smart Renderer 5を使っています。こちらはちゃんと製品版。
さて設定ですが、駄文置場さんのKabeLake時代のQSVエンコード画質について考えるを参考に、概ね以下のような感じにしています。
映像エンコーダ Intel Media SDK Hardware
レート調整モード VBR(固定品質) VBV無し
パフォーマンス 標準
品質 50
音声 320
映像品質の50ですが、上記のページでは
51-(品質値x0.5)とのことなので、50だとcrf=26相当になります。
音声については元のソースがAAC 250kbps程度のレートですが、余裕を持ってこのレートにしています。
映像品質ではLA-ICQが最も画質的によいというのはいろいろな評価で言われていますが、実写ソースだとcrf=26あたりでは「非常に細かいディテールは潰れるが気にならない程度」というレベルです。実際には、遠景のビルの窓の描写がのっぺりするとかそんな感じですが、メインの被写体が破綻してなければいいか、という場合にはこの程度です。
その他によく使いそうな指標としては、56でcrf=23相当、62でcrf=20相当となります。
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