間があいてしまいましたが。

…これって、「あいだ」があくんでしょうか、「ま」があくんでしょうか。

K.I.T.T.っぽく光ったまま、おうちでやる時間がとれなくて放ったらかしになってましたが。

実はシリアル通信で "Hello, Michael."とかボタンを押すとなんか適当なことをしゃべるようなことをハードウェアのみでやろうかと思ってたんですが、どう考えてもループ制御(あるいはインライン展開的ななにか)になりそうだったので、これはもしやソフトでやるべきコトなのでは、などと反省。

じゃあ他にネタとしてなにをやろうかと思ったときに、ADコンバータなんかもオモシロいかもなぁと思いつつも、結局これもソフトがあったほうが便利。DCカットしたスピーカーをつけて音を鳴らしたらオモシロいかしらと思ったけれどこれもソフトのお仕事。うーん。

なかなかハードウェアだけでなにかやる(完結させる)というのはしんどいものですね。

それはさておき。ちょっとオモシロいページを見つけたのでご紹介。村田製作所のサイトから、EMICON-FUN!
静電容量の電圧特性」。

たとえば1uF/10Vのコンデンサがあったとして、2Vの電圧をかけたとき、どれだけ電荷がたまってるんだっけ、なんて思ったのがきっかけで。

一般にはW=1/2CV2ということになってますが、それはあくまで理想コンデンサの場合。実際には静電容量自体が電圧特性を持っているので、1uFだと思っていても実行容量はその6割程度しかなかったということが容易に起こるのです。もちろんこれは容量の許容誤差の話ではありません。

電圧による静電容量の変化をDCバイアス特性と呼んでいますが、Y5VとかX5Rとか、あるいはB特性、F特性、CH特性なんて風に温度特性でクラス分けされていますが、これがほぼそのままDCバイアス特性に関連していると思ってよさそうです。

回路設計では何気なく0.1uF/10V程度のパスコンをICの電源端子の直近と、あとは1uF程度のを適当にばらまいておけばいいや、なんてことをやってる人が多いと思いますが、これだと電源特性もEMI特性もコントロールできません。

いい基板を作るためにはやはりそれなりにセオリーがあるのです。が、実際にはデジアナ混在やら基板材料やら銅箔厚さやらサイズ、形、基板上を流れる信号の周波数などなど数多くの要素が絡み合ってしまうため、万能薬がない(ように見える)のが現実。

特に最近は高周波信号を使うことが多くなってきていますから、EMIを減らすための設計というのはますます重要になってきており、そうなると受動部品一つ一つの特性の深い理解が必要になってくるんですよね。

アナログ回路から入った人はそこらへんがわかっているんだけれど、デジタル回路から入った人は「デジタルというのは信号の扱いを分類しただけのことで、基板上を流れる信号はアナログ」だということをわかっていない人もいます。

また、回路というのは電流が回ってくる路(みち)だということを常に意識していないと、いい加減な基板を作ってしまうことにもなります。そうなると後々苦労するんですよね。

…いや、MICO32のハードルが高いからごまかしているとかそういうわけでは、決して…決して…。

Windowsでシンボリックリンクを試してみる。

きっかけは、1つのファイルを別の名前で起動したら違う動きになるようなスクリプトを書く、でした。  busybox なんかでは、同じ実行形式ファイルの名前を、lsにすればlsと同じ、cpとすればcpと同じ動作をするようにしてますが、Pythonスクリプトでそれと同じように argv...