UV硬化型レジン。

通常は2液混合型が多い工作用レジン(樹脂)ですが、1液タイプだとUV硬化型と熱硬化型があるようです。

そのなかでもUV硬化型はアクセサリなどを作る人たちに向けたお手軽な製品が出ています。たぶん有名なところではパジコ太陽の雫星の雫だと思うので、ちょっと比較してみました。どちらもハードタイプを比較してみます。

項目 太陽の雫 星の雫
容量25g25g
成分アクリル系紫外線硬化樹脂アクリル系光硬化樹脂
推奨ライトUVライト(365nm?)UV-LEDライト(405nm)
UVライト(365nm)
硬化時間
UV-LEDライト??分30~90秒
UVライト2~10分2~4分
太陽光10分~1時間30秒~10分
価格(税別)1,200円1,500円

並べて比べてみると、星の雫のほうが硬化時間が短くてその分高いように見えます。また通常の蛍光灯でも若干の硬化反応があるようなので、蛍光灯照明のもとで作業するなら太陽の雫のほうがよいのかもしれません。
それと、屋外に出したり長時間露光させるときにホコリなどが入り込まないようにUV-LEDスマートライトミニなどを用意するのもいいですね。値段お手頃な感じですし。

ということで早速ヨドバシ・ドット・コムで購入してみました。
購入したのは「太陽の雫ハードタイプ 25g」とUV-LEDスマートライトミニです。ちょっと都合上写真は載せられないですが。

太陽の雫はアクリル系なので、サラサラではなくドロッとした感じです。が、パテのように盛ることはできず、粘性の液体っぽい表面張力があります。

一方、UV-LEDスマートライトミニですが、こちらはごく普通のUSBアダプタで点灯可能です。コネクタはマイクロBですが、最近のスマホなどはたいていUSB充電なので共通で使えると思います。

さて、たらした液体の上にUV-LEDを角度を調整してかぶせ、ボタン長押し(120秒)して点灯を確認してから紫外線が目に入らないようにダンボール箱を逆さにしてかぶせます。

2分後にはUV-LEDは勝手に消えているので、しばらく放置してから恐る恐る触ってみると、ちゃんと硬化していました。が、ちょっと弾力のある感じ。なので追加で2分照射しました。しっかりと硬化して、艶のある透明の感じに仕上がりました。何回かやってみましたが、2分を1回だとまだちょっと柔らかいので、2分を2回やるのがよさそうです。

もしかしたら、アクリル製品の小キズやガラス面などのちょっとした欠けなども、ヘラなどで塗布して硬化させれば結構いい感じに仕上がるかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Vimの補完プラグインをインストール。その4

Vimの補完プラグインをインストール。その3 で、 ddc-tabnine が使えそうです、などと書いたのですが、早速やってみました。 まず、tabnineのバイナリを用意しないといけません。がどうにもTabNineのサイトがわかりにくいので、 tabnine-nvim にあるダ...