LaTeXコマンドのあとには空白を入れる。

Neovim+vimtex+TeXLive2018でTeX環境を作ってみる。では、すでに ALE をインストールしていたので、自動的に chktex による構文チェックが走っていました。

chktex 自体は TeXLive 2018 に含まれているので、ALE がデフォルトで使用するようになっているようです。

で、\(\rm \LaTeX\) 文書中で \LaTeX と入力すると、Command terminated with space. (1) などというヒントが表示されました。エラーではないですが、\(\rm \LaTeX\)に関する記事などを書いているとそこらじゅうで出まくります。

ちなみに \(\rm \LaTeX\)は、Mathjax を使って部分的に\(\rm \LaTeX\)として処理させています。記法は、\(\rm \LaTeX\) という形で埋め込んでいます。

話を戻して、ALE (chktex)の警告の件ですが、\LaTeX␣ はコマンドとして解釈されるので、通常は地の文ではその次に空白が来ませんから、次の単語とくっつきます。\(\rm \TeX\)文書中で対処する場合には、\LaTeX␣\LaTeX\␣とします。日本語文書の場合でも末尾にスペースを入れて次の文字とは離します。
なので、
$$
\verb|\LaTeX is a typesetter.| \Longrightarrow {\rm \LaTeX is\ a\ typesetter.}\\
\verb|\LaTeX\ is a typesetter.| \Longrightarrow {\rm \LaTeX\ is\ a\ typesetter.}\\
\verb|\LaTeX\ は組版。| \Longrightarrow {\rm \LaTeX\ は組版。}
$$
となるため、やっぱり \(\rm \TeX\)文書中で対処すべきですね。

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