manpageファイルからpdfを作る。

ちょっと検索したけどそれっぽいのが見つからなかったので自分用メモ。

manpageファイル(cat.1とか)を\(\rm \TeX\) でタイプセットできたよな、と思ったけれどちょっと勘違いで、groff で dvi 形式で出力してから dvi を PDF に変換していたのでした。

cat.1 の場合には、
$ groff -mandoc -Tdvi cat.1 > cat.dvi
$ dvipdfmx cat.dvi
で cat.pdf ができました。

当然ながら groff は pacman -S msys/groff でインストールし、dvipdfmx は TeXLive のものを使っています。

ふと texinfo形式なんてのもあったなぁと思い出して調べてみたら、GNU Texinfoはまだ健在で、newstexinfo - GNU documentation system - News: Texinfo 6.6 releasedによれば2019年2月17日に Texinfo 6.6 がリリースされたようです。なんでも2016年の6.3(6.2が出たけどバグで6.2は抹消されたみたいです)から UTF-8 に対応して、日本語も扱えるようになったっぽいです。
Texinfoファイルから、GNU Texinfo を使って日本語 PDF を生成するあたりのお話は、TrueRoad's Web Pageさんの本家 Texinfo に取り込まれましたあたりにあります。\(\rm Lua\TeX\)または\(\rm Xe\TeX\)が必要で、同時に texinfo も必要とのこと。MSYS2 の texinfo は 6.5 ですね。

texinfo といえば、Emacs をビルドするときに info形式にコンパイルする作業がありましたが、今でもEmacs使っている人は、Emacs の info と互換のある info も使ってるんでしょうか。コンソールベースの人なら使うこともあるでしょうけど。

でも、自分が Linux 使い始めた頃は「Linuxはインストールが終わったら次にやることはカーネルのtarball拾ってきてコンフィグしてビルド」という世代だったので、とにかくコンソール、X なんかインストール直後で起動すればラッキーくらいだったのだけれど、時代も変わって LKM とかによるモジュラー構造になって、モノリシックなカーネルというのは一部組込系以外では残らないのですかね。

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