USB MIDIインタフェースを買ってみた。

Windows10でMIDIファイルを使う。でMuseScore 2とサウンドフォントを使ってMIDIの曲を演奏するというのをやりましたが、ちょっと興味が出てきたのでUSB MIDIインタフェースを買ってみました。

AmazonにProster USB MIDI ケーブルというのが999円で売っていたのでこれを調達。早速MU-100を引っ張り出してみます。
PC側はWindows 10 Proですがケーブルを挿したら素直に認識されました。そのままMIDI側は、MU-100のMIDI OUT端子にケーブルのMIDI INを、MIDI IN端子にケーブルのMIDI OUTを接続します。

MuseScore 2を起動して設定を開くと、MIDI Inputのところに "MMSyste,USB MIDI Interface" というのがあり、Outputのところでも選択できるようになっていました。


その下に "JACK オーディオサーバー" というのがあるのが気になりますが、とりあえず先に進みます。

ちなみに、MuseScore 2は起動時にMIDI機器をチェックするようで、MIDI Inputを使うためにはMuseScore 2の起動前にMIDI機器の電源を入れておくことが必要なようです。

無事つながって、先日入力したジムノペディも演奏できたので、公開されている他の曲を演奏したらどうなるかな、と探してみました。
MuseScoreのフォーラムには結構たくさんの人がアップロードしていて、ユーザ登録すればダウンロードできるようになっています。

早速 "Zen Zen Zense"(RADWINMPS) をダウンロードしてMuseScore 2で読み込んでみました。

これをMU-100で演奏させてみると…。

まずどうやら公開されている曲はGeneral MIDI 1規格を前提としているようです。一方、YAMAHAのXG規格は音色や楽器のマッピングが違っているところもあるので、GM音源で作られたMIDI楽曲をXG音源で再生すると変な感じになることがあります。
MU-100ではGM互換のTG-300モードというのを持っていて、そのモードに切り替えればなんとか再生はできます。しかしながら、GM1規格はRolandのSC-55mkIIをリファレンスとしているのでその音色を基準にして割り当てられていること、TG-300は音色はSC-55mkIIと異なるものも多いことなどがあって、曲によっては違和感バリバリなものもあります。

それからどうも音符の長さがばらついているようです。Windows上でサウンドフォントを使って再生するとなめらかに再生できるのに、MIDI OUTから出力してMU-100に演奏させると音符の長さが微妙に長かったり短かったり、ウッと詰まってみたり走ってみたりという感じになります。そういえば昔のソフトウェアMIDI音源でもそんなことあったっけとか、MIDI THRU使ってつないでもタイミングが微妙にずれたりしたっけとか思いだしたり。

ちなみにこのギクシャク感は、MIDI Outputのディレイ設定を5ミリ秒とか10ミリ秒とかにしてやるとなめらかになります。チャンネル(楽器)数が多くなってきたらもう少し増やしたほうがいいかもしれません。

キーボードは持っていないしそもそも弾けないので、入力は試していません。VL-70m+WX11で入力できないかしら。

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