\(\rm\LaTeX\)ではいくつかのテーブル環境が用意されています。CTANでざっと検索しただけでも、lxtable、stabular、ltablex、tabu、supertabular、longtable、tabularxなどがあります。
昔使っていたときには、次のページに続くような長い表になったり、表のレイアウト位置を指定したりするのに supertabular 環境を利用していたのですが、現在は longtable 環境に引き継がれているようです。tabularx はカラム幅を指定したり自動的に拡張できる X オプションを持ったもので、lxtable や ltablex は tabluarx と longtable の機能を組み合わせたものです。
この中でどれか一つを選ぶとしたら、tabu を選べばよいでしょう。tabu は単一ページのテーブル環境の tabu と、マルチページテーブルの longtabu の2つの環境を持ち、色分けや表の入れ子などにも対応できます。tabu は array や xcolor、longtable などを外部参照することで機能を実現しているので、それらは別途明示的に usepackage する必要がありますが、大抵のことはできそうです。
tabu 環境についてはちょっと検索してみてもあまり解説しているページが引っかかりません。ドキュメントは
\texlive\2019\texmf-dist\doc\latex\tabu
にPDFがあるので、これを参考にすればいいでしょう。
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