Mercurial 5.0リリース。

Git というかおそらくは Github に圧倒されてる Mercurial ですが、当初のアナウンス(5月1日リリース)から1日遅れの5月2日に 5.0 がリリースされたようです。PyPi のほうは最新版が 5.0 になっています。

ただ、Mercurial Wiki の Python3を読むと、
Mercurial's setup.py file refuses to run with Python 3 by default. This means that pip install Mercurial or python setup.py install will not work with Python 3 by default.

Setting the HGPYTHON3 environment variable will suppress this error and allow execution with Python 3. e.g. HGPYTHON3=1 pip3.7 install Mercurial or HGPYTHON3=1 python3.7 setup.py install.

No run-time environment variable or config option is required to use Python 3 with Mercurial: only the installation step / setup.py requires special action to override the Python version check.
Python3 はデフォルトでは拒絶されるようになってるので、HGPYTHON3=1 してインストールすると有効になるよ、とのことです。

一方、TortoiseHG はまだ 4.9.1 が最新のようですが、5.0 に向けての作業は進んでいるようです。

ただ、Windows で使用するにはファイルシステムのエンコーディングあたり(PEP 529)でまだ難があるのか、あとは lazy importer のあたりでパフォーマンスに影響がないかなどをよく見る必要がある、みたいなことが書いてあります。

とりあえず現在進行中のプロジェクトでは 5.0 にあげないほうが無難でしょうね。
ただ、Mercurial が Python 3 で動くなら Python 2.x はもう排除できてありがたいので、ここは考えどころですね。

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