知人と話をしていて、ちょっと風が強いね、あの風車ものすごい勢いで回ってるね、という話から、江東区若洲あたりの風力発電設備のタービンの話になりました。
若洲風車の施設案内によれば、風車はドイツのノルバデックス社製で、モータの高さは地上 60m、タービンブレードの長さは 40m とのこと。
以前に若洲に行ったときに実測したところ、風速 10m 程度で 1 分間に 17 回転。17rpm です。
すると円周は\(40\times 2\times\pi=251\)m。これが17rpmなので、時速になおすと\(251\times 17\times 60\div 1000=256.35\)km/h。地上20m の位置を、ブレードの先端が 250km/h のスピードで通り過ぎるわけです。
記憶によればこのときはそれほど強い風が吹いているというわけでもなかったので、もうちょっと強い風が吹くと簡単に 300km/h 以上になりそうです。
ちなみに風速 25m/s で回転は停止するそうですが、そのときには 30rpm くらい(2秒で1回転)くらいはしてるんでしょうか。計算すると先端速度は 450km/h を超えます。
至近距離でそれだけの速度のものを見ることができるのはここかもしれません。
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