木工資材とボール盤台。

なんで木工資材の特徴などについてメモしているかというと、若干水濡れなども予想される場所に設置するボール盤台を作ろうかと思っているからです。

今使っているKIRA NSD-13の台は木の板を組んでコロ(キャスター)をつけたものですが、そもそもそのコロが金属製でかつ錆びついて動かなくなっていて、さらに耐荷重足りてなさそうなのと、台自体が腐って脆くなってきているから。
NSD-13は取扱説明書によれば67kgあります。成人男性一人分ですが、静荷重として常時かかるとなるとコロの耐荷重は2倍以上はみておきたいところ。

ちなみに台車として考えたとき、コロの最大荷重と安全荷重の考え方は、

$最大積載荷重 daN=(キャスター数 \times 許容荷重daN) \times 0.7 - (台車荷重daN)$

ただし daN はデカニュートン(10N)です。
ちなみに1kgf(キログラム重)は標準重力下での質量1kgの物体の重量で、1kgf=9.80665N となります。
つまり1daN=10N=1.01972kgfであり、daNをそのままkgfと読み替えても誤差は2%以内になるため都合がいいですね。

安全荷重はさらにその 0.5倍から0.7倍程度を見込むことが大切で、そこには台車の上で重心が偏って貨物が置かれた状況などもざっくりと勘案されています。

運搬したい貨物の重量が100kgf(≒100daN)であれば、安全サイドに振るならコロの合計許容荷重は300kgf、通常でも200kgfは見ておきましょうということになります。

ところで上記のMathJAXでの記法、ちゃんと動いてるかな…。

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