LaTeXでプログラムコードを扱う。

プログラムコードをLaTeXで扱うにはlistings環境を使いますが、日本語のコメントなどに関してはうまく扱えないことがあるようで、それを修正してくれる jlisting.sty も併用します。

ところでWEB上での jlisting.sty のインストール方法は、直接TeX Liveの texmf-dist ディレクトリに置くような書き方をしているものが多いですが、本来ローカルなstyファイルなどは texmf-local に置くべきものです。なんでローカルなファイルをdist (本来はdistribution すなわち配布物)に置こうとするかな。

インストール方法は以下の通り。

  1. jlisting.styはmyTeXpertからダウンロードできます。
  2. BZ2形式で圧縮されているので7zipなどで展開してから、出てきた jlisting.sty ファイルを C:\texlive\texmf-local\tex\latex\local\listings ディレクトリに置きます。
    C:\texlive\texmf-local\tex\latex\local までのディレクトリはありますので、そこに listings ディレクトリを作成してその中にコピーまたは移動します。
  3. 管理者モードのコマンドプロンプトなどから mktexlsr c:\texlive\tekmf-local を実行します。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Vimの補完プラグインをインストール。その4

Vimの補完プラグインをインストール。その3 で、 ddc-tabnine が使えそうです、などと書いたのですが、早速やってみました。 まず、tabnineのバイナリを用意しないといけません。がどうにもTabNineのサイトがわかりにくいので、 tabnine-nvim にあるダ...