CKLauのUSB3.0+HDMIのKVMスイッチ。

これまでのメイン PC(Core-i9 9900K)と新しいメイン予定の PC(Core-i7 12700K)、それにテレワーク用の PC と、PC の切り替えが大変になってきたので、これまで使っていた 2ポートの KVM スイッチから、新しく 4ポートのKVMスイッチを検討することにしました。

現在使用しているのが、corega の CG-PC2KDLMCA という DVI 2入力1出力のものです。これは Amazon で2010年2月に購入したもので、なんと12年も使っていたことになります。

途中、ACアダプタのケーブル断線?で調子が悪くなり、同等仕様のアダプタ(5.3V)を購入しています。サンワサプライの P-VGA-AC4で、5.3V/2.4Aというもの。CG-PC2KDLMCA はもともと ATEN CS1782A のOEMで、ボタンデザインなどがちょっと変わっているだけのものです。サンワサプライからも ATEN OEM の KVM スイッチが出ているので、アダプタも互換なのでした。ただ、ATEN からファームウェアアップデートがあったときに適用できなかった事はありました。もともと DVI-D のデュアルリンクで 2,560×1,600@60Hz の能力があったので、2560x1440@60Hzの IO-Data GigaCrysta EX-LDGCQ271DB にも対応できていました。なにげにすごいやつです。しかも HDMI オーディオも通していたので、モニタ側スピーカ(音はヘロヘロですが)からも HDMI 接続だけで音が出ます。

今では PC のマザーボード出力から DVI がほとんどなくなり、モニタ側の入力も HDMI か DisplayPort のみになってきていますが、幸い信号的には DVI と HDMI はほとんど互換なので、DVI-HDMI ケーブルを用意することで使用できていました。


と、能書きが長くなりましたが CKLau です。Amazon で購入しました。


届いた箱を開けたらこんな感じ。ごちゃごちゃ詰まってます。ケーブルを巻いてあるポリが擦り切れたのでしょうか、ちょっと裂けていますが、問題はありませんでした。


ケーブルはこんな感じ。


アダプタの箱が潰れています。これも箱だけで中身はちゃんとしてました。


上の写真の細長いダンボールの中に本体があります。ちなみにアダプタは USB 出力のもので、5V/2.0Aでした。



表と裏。USB 3.0 の B タイプで、二段重ねのやつです。左端に電源スイッチとアダプタジャック、それに有線リモコン用の USB miniB のコネクタがあります。ちなみに箱から出した写真のリモコンの隣りにある青いスリーブのケーブルが miniB です。

日本だと製造銘板があって、消費電力が明示されているのですが、この製品は Made in China と CE、FCC、RoHS、それに製造年月日を表すシール(ただしマーキングしてないのでいつ製造されたのか不明)しかありませんでした。ついでに言えば、型番もないようです。型式番号がないのにどうやって輸出通してるのかしら。ちなみに、箱には "Model: CKLau-64HUA-3N" と書かれたシールが貼ってありました。それはともかく、あとでワットチェッカーで電力測ります。


ケーブルは HDMI と USB 3.0 が各 4 本。1本にまとめているのではなく、2本ずつ束ねて使うようです。しかも長さが違っています。

HDMIケーブルはコネクタの内側(ケーブル部分のみ)で 140cm、一方 USBケーブルは 170cmと、30cmも違います。これはびっくり。しかも、現在のデスク周りの配置だとメイン PC にぎりぎり届かない感じ。PC を動かしての作業などがあれば確実に届きません。これはちょっとまずいので、急遽ケーブル調達。Amazon Basicsの 1.8m USBケーブルとHDMI 2.0ケーブルを3本ずつ購入しました。なぜ3本ずつかというと、HDMIケーブルが2本セット(1,206円)と3本セット(1,207円)で1円しか違わなかったので、どうせなら3本にしてしまえという、あまり良く考えていない理由。


これをコードプロテクターという名前の、ワイヤ織管ケーブルスリーブで包んでいきます。これも Amazon で購入してたものです。

とりあえずメイン系のタワー型2セット分を新規購入のケーブルで、残り2セットを添付のケーブルで組んでセッティングしてみます。

セッティングが終わってワットチェッカーを見てみると、表示が01。消費電力1Wと出ています。このあたりの数値は精度的にちょっと微妙なところなのですが、PCサスペンド時には04(4W)とか出ているので、でたらめな数値ではなさそうです。

……とここまでやって、計測も終わったからとアダプタをワットチェッカーから抜いても、スイッチは動作しっぱなし。そりゃそうです、USBからも給電されてるのですから。

ともあれ、どうやらちゃんと動いてくれているようです。もともと4K対応ということですから、WQHDごときは屁の河童なのでしょう。

機材もないので、アイパターンのチェックとか CEC の波形確認とかはしていませんが、無事使えましたということで。

あとは、機能としてはホットキーで切り替えもできるし、有線リモコンでもできるということですが、キーボードの向こう、モニタの下に本体を設置しているので、ホットキーは無効、リモコンは使わないので箱の中にしまっておきます。

ともあれ、これで4ポートKVMが動きました。ユーザレポートも少ないようなので、購入を検討されている方の参考になれば。

ちょっと追記。

ビープ音。音が大きいので小さくしたいのだけれどオン/オフしか選択できないようで、かつそのオン/オフはホットキー経由でしか設定できないようです。たぶん圧電ブザーだから、音量調整はできないんでしょう。テープかなんかで穴を塞ぐか、別の部品に交換するか。抵抗かコンデンサをはさんで小型スピーカに替えてもいいかもしれません。

ホットキー。右CTRLキーということだけれど、どうもうまく効いてくれません。これが効かないとビープ設定ができないんですががが。

ちなみにキーボードですがRealforceのUSBタイプ。マウスはロジクールのMX Masterです。

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