BlenderからFreeCADのファイルを読み込む。

objフォーマットとかstlフォーマットとか、受け渡しに使えるファイル形式はあるんだけれど。

もうちょっとなんとかならんかいなと思ったらこんなのを見つけました。

Blender FreeCAD importer updated

ずばり、BlenderからFreeCADのFCStd形式のファイルを読み込むためのアドオン…なんですが…。

詳細はこちら。yorikvanhavre/io_import_fcstd.py

なんでいきなりシオシオなのかというと、これを使うためには "Python3でコンパイルされたFreeCAD" が必要だからです。

# WARNING

# This addon requires FreeCAD to be installed on your system.
# The default versions of FreeCAD that you can download from the FreeCAD
# website or from your distribution's repositories is usually compiled
# with Python2. However, Blender supporting only Python3, this addon
# requires a version of FreeCAD that is compiled with Python3. This might
# require you to compile FreeCAD yourself at the moment, or find a kind
# soul (maybe on the FreeCAD forum above...) who will be willing to
# compile a Python3 version for your system.

なんてことがファイルの中に書かれてまして。
確かに、BlenderはPython3 (しかもいささか古いPython 3.5.3…)でコンパイルされており、一方のFreeCADはPython2 (Python 2.7.14)でコンパイルされています。
Python2とPython3の間にはふかーい溝があるので使えないんですよ、使いたければFreeCADを自分でコンパイルしてね、ということです。

ところで、FreeCADをPython3でコンパイルする方法は、FreeCAD WikiのPython 3のページに書いてあります…Ubuntu用ですが。

そしてさらにPivyとPySideのPython3.5版が必要になります。が、pivyはプロジェクトのページが応答しないし、PySide (Qt for Python)はpipでインストールしようとするとPython3.4までしかサポートしてないのよ、といわれます。
Pivy自体はcoin3d.orgから外に出て https://github.com/FreeCAD/pivy にリポジトリがあるようですが。Coin3D自体も https://github.com/Alexpux/Coin3D にあるようです。


これは茨の道ですね。茨の道なので後回しです。

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