NVR510に切り替えてみた。

9月3日に、ルーターをこれまで使っていた NEC Aterm WR8700N から YAMAHA NVR510 に置き換えました。この際だから ONU も NVR510 にセットできる小型 ONU に変更しようかと思いつつ、今のところはそのまま。

IPv6のPPPoEとIPv4のPPPoEをそれぞれセッションとして登録し、これ自体はちゃんと動いたのですが、どうもスタティックルーティングの Flets サービス情報サイトへの接続がうまくいかないのでどうしたもんかと思いつつ。

ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個サービスが2ヶ月無料、月額基本料金2,200円(税込)ということだったので、どうせ IPv6 IPoE に切り替えるつもりだったこともあり、9月4日に申し込みしました。

IPoEを申し込むには、自分が使用している回線のお客様ID(CAFxxxxみたいな番号)とアクセスキーが必要になります。IPoEでは、ユーザ認証は網側にこの情報を登録するので、PPPoE とは異なりルータの設定にIDとパスワードは不要になります。

実はこの ID はNTT回線開通時に送られてくる契約書に書かれているのですが、保管してるのは確かなんだけど見つからなかったので116に電話して契約書の再発行をしてもらいました。そのため ZOOT NATIVE 自体の申込みが9月にずれこんだのでした。

それはともかく、ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個サービスに申し込むと1時間ほどで登録完了メールが送られてきます。そこには、ルーターの設定に必要な契約サービス情報の

  • 固定IPトンネル終端装置IPv6アドレス
  • インタフェースID
  • グローバル固定IPv4アドレス
  • アップデートサーバーユーザー名
  • アップデートサーバーパスワード
  • アップデートサーバーURL

が記載されていて、これを NVR510 の簡単設定で登録してやればすぐに繋がりました。IPフィルタ設定やDNSサーバなどもそのままで、サービス情報サイト(v6)にもそのまま繋がりました。

また、ZOOTのサーバー構築支援ツールのページから自分のIPアドレスにpingを飛ばすと、ちゃんと応答があります。

固定IPが確認できたので、gonbeiのDNSサーバーに新しいIPを登録し直してとりあえずの作業は完了。一通り設定が終わったので、1週間くらい様子を見て、ZOOT NEXTを解約しようと思います。

自分メモ: ManjaroLinux を pacman -Syu したらいろいろ変わってた点。

 たぶん数カ月ぶりくらいになると思いますが、NVR510 を導入して ZOOT NEXT から ZOOT native に切り替えたのを機に、またサーバ環境を構築しようかと ManjaroLinux を pacman -Syu してみましたが、いろいろ変わってそうなので備忘録。

locale.conf, locale.gen:
locale.conf.pacsaveとして保存されました、とメッセージが出たけど見当たらないので気にしない。locale.genはいくつか新しいlocaleが追加されてました。

/etc/security/limits.d/10-gcr.conf:
10-gcr.conf.pacsaveとして保存されました、と出ていたので、新しいと思われる方を残しておきました。

gnome-keyring:
Symlinkを作ってました。
Created symlink /etc/systemd/user/sockets.target.wants/gnome-keyring-daemon.socket → /usr/lib/systemd/user/gnome-keyring-daemon.socket.

kea:
だいぶ前から出ているメッセージなのでメモだけ。以前のバージョンは2.0、今回のバージョンは2.0.3なので非該当ということで。
## WARNING!##
Upgrading from Kea version <1.6 to version >= 1.6 requires special attention
Please refer to the following web page for details:
[Upgrading to Kea 1.6](https://kb.isc.org/docs/en/upgrading-to-kea-16)
Notable changes include:
 - Files in /var/kea have moved to (/var)/run/kea
 - State Info: now in /usr/lib/kea
 - Hooks: /usr/lib/hooks has moved to /usr/lib/kea/hooks
 - Admin commands lease-{init,version,upgrade} have been renamed
   to db-{init,version,upgrade}
 - Logger configuration changed scope thus a manual configuration
   file intervention is needed)

lightdm.conf:
/etc/lightdm/lightdm.conf.pacnetとしてインストールされました、というメッセージが出たので、内容を確認してマージ。

mkinitcpio.conf:
/etc/mkinitcpio.conf.pacnew としてインストールされました、というメッセージが出たので、内容を確認してマージ。

mariadb:
dbをアップグレードしてね、と出ていたのでアップグレード。
"systemctl restart mariadb.service && mariadb-upgrade -u root -p"

sudo:
/etc/sudoers.pacnew としてインストールされました、と出ていたので内容を確認してマージ。

unbound:
/etc/unbound/unbound.conf.pacnew としてインストールされました、と出ていたので内容を確認。IPv6関係を見直し。

perl:
5.34のmoduleはシステムでは使ってないけど依存関係があったので削除されてないから、
pacman -Qqo '/usr/lib/perl5/5.34'
で調べて対応してちょうだい、と言われたので調べてみたら、x2goserverが呼び出している様子。x2goserverは2021/5/24にビルドされた4.1.0.3-10が最新のようで、perlモジュールをいくつか使用していて、たぶんperlモジュールのバージョンを上げても大丈夫だろうとは思うけど、念のためそのまま残すことに。

ざっと以上です。

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