今朝、Intel の Driver & Support Assistant が Bluetooth ドライバのアップデートがあります、ついでにあなたのシステムは Intel Arc に対応しています、というメッセージを出していました。
先日やっと Core-i7 12700Kが届いて、少しずつセットアップ作業を進めているところです。マザーボードは Asrock Z690 Extreme、CPU クーラーは水冷の Corsair iCUE H115i RGB PRO XT で、メモリは DDR4-3200 32GB です。ブートドライブは M.2 の NVMe 規格の Crucial CT1000P1SSD8 で、レスポンスはめちゃくちゃいいです。
でもって、ARC に対応していますなんて言われたらちょっと気になるので、自分用のまとめ。
- Intel Arc は単体GPUとして開発され、Alder Lake とは Deep Link と呼ばれるバス?で接続して機能する。これによってディスクリートGPU (Arc)と内蔵GPU UHD770 とを連携させることができる。
- Deep Link は H シリーズに対応という噂があるが、デスクトップ向けの S シリーズでも利用できる。
- Hyper Encode は Alder Lake の Iris Xe エンコードエンジンと Arc を Deep Link で連携させて高速エンコードを行う。アプリケーションにもよるが、Cyberlink PowerDirectorでは1.6倍高速になるらしい。HEVC なのか H.264 かは不明。
- AV1 HWエンコード対応の Xe メディアエンジンを搭載している。最大で12bit HDR の 8K/60fps の動画をリアルタイムデコード(エンコードではない)できる。エンコードについては、10bit HDR 8K に対応しているが速度は不明。もちろん、VP9、H.264(AVC)、HEVC のハードウェアエンコードもサポートしている。
- Arc は製品名で、アーキテクチャコードネームは Alchemist。
- Arc A シリーズというモジュールとしてリリースされるが、これを搭載したアドオンカード(いわゆるグラボ)では、大きいダイの ACM-G10 を搭載して TDP が 250W 程度のハイエンドカードを設計できるのではないか。
現状こんな感じでしょうか。